Call sign : Ken. 吾一農園のエースパイロット。
僕が思うエース像は、何があろうとも絶体に仕事をやり遂げる強い意志を持った男だと思う。更には、やり遂げる強い意志は意志でも、チーム内での信頼関係がそこに築けていないといけない。アイツに任せれば何とかしてくる。チームの面々からそう思われる存在。それがエースだ。
もう自分がどうのこうのじゃない。背負ったものから来る責任と自覚。プライドと意地で仕事をやり抜く。俺がやらなきゃ誰がやるんやってな心境だ。Kenちゃんにはそれがある。だからみんなが認めるエースなんだ。
カメムシ防除も品種「にこまる」の黄熟期に入っている今日で最終章。7月7日から防除が始まり、自動航行によるマルチフライトが始まったのがその1週間後。パソコンの前でKenちゃんと2人して眠い目こすってやったフライト後のルート確認や次回へ向けてのフライト計画。自動航行での安全を担保するには、この綿密なルート設定を行うフライト計画を行うしかない。そう言い切れる。もう忘れてしまったが何十日やったんだろう。。。
フライト開始を6時にすれば4時起床でなければ間に合わない。当初は3時間を超えるフライトも度々。終了と同時にメンテ。そして、パソコンの前へ。気が付けば14時。昼メシも忘れてたこともあったよな。もうそこには自分の身がどうのこうのじゃないんだよね。自分の仕事のスタイルを貫くこと。その1点だったように思う。
でも、あの後に醤油スープの沁みるな~この味って。2人してガッついた来来亭のラーメンは忘れられない。僕の思い出の味になっている。

2026年6月下旬。「あきたこまち」の穂肥から導入したDJi T-70P 通称ロプロス。肥料と防除による散布面積は200haを超えている。短期間ながらの大面積の散布だが機体の故障はナシ。確実に飛んでくれた。
バッテリーの劣化も感じることなく現在に至っているが、バッテリーが充電できなくなる症状、D12000iEPの赤ランプ点滅があった。不具合はそれくらい。
価格が大暴落した今期、質と量で売上を保つことができているのは、このロプロスのお陰。適期に的確に短時間で肥料と防除ができる。来季に向けて活用する場面も更に増える。農業は空から。そんな時代になってしまった。

T-70P ロプロス導入により可視化されたデーターを通じ過去2年間の質と量を比較するだけでも投資効果が分かる。稲刈と籾摺を行い現物を見てもここ2年間の質と量の違いが体で感じる。
「どこの田畑よりも美しく」を掲げ米作りと向き合ってくれているチーム吾一農園。
チームのみんな、今、どんな景色が見えていますか。ロプロス導入によって圧倒的な数字は叩き出してくれていますが、ロプロスがすべてではない。防除と連動した畦畔管理があってのこの数字があるってこと。夏場の管理業務を計画どうりに行った成果が今、形となって表れているってことだ。
今年は、どのエリアを見ても綺麗だった。
最終章となるエリア6の防除をしながら「にこまる」気持ち感じる畦畔管理も同時に見れた。これがチーム吾一農園の仕事だ。背負え。背負って男になれ。チーム内みなんが互いにリスペクトし合える仲間になることを願う。
