2022年から栽培を開始したキヌムスメ。24年、25年と2年続けてカメムシによる被害に合いました。悔しくて、悔しくて。凹みましたが、こんなことで負けないのが僕。
対策を考え続け、行動を起せば光は射すものです。師匠との再会とT-70Pの出会い。そして、支店長から学んだ出穂始期の教え。知識を武装し、負けてたまるかと意地そのもので飛ばしたT-70P。10月に入り待ちに待ったキヌムスメの刈取。そして、籾摺。
結果は、カメムシによる食害はホボナシ。やったぜ!
籾摺機の揺動板の玄米を掴みよく見ても選別前から綺麗な玄米が流れている。始めが綺麗だから、中米もクズ米も綺麗。色選も噴射回数3回。目を疑いたくなる回数だ。綺麗な玄米・ブラウンライスを作ることができた。
けれども、問題もある。
中米とクズ米の割合が悲しくなるくいら高い。出稲期からの長雨の影響もあるかも知れないが品種特性として5年間の統計から1穂から整粒になる割合が他の品種と比べて低いのかなって感じる。収量は現在、反570K。600Kを目標値に置いていただけに残念な気持ちもあるが、ここからの巻き返しを願いたい。

連戦の稲刈。圃場内の田面はやっと乾き始めました。にじきら同様、圃場内、グレンタンクには良く貯まるが、いざ摺ってみると多収品種のような収穫高とはいかない。
今年は前年から考えると価格の大暴落。おそらく来年も続くだろう。そうなると売上げ維持の為には、ただ単純に絶体的な量が必要。可視化から考察したことだが、稼げる圃場をいかにして造るか。更なる増収がキーポイントと考える。
稼げる圃場造りの着眼はまずは水。要は水を張らなくてはいけないステージに来た時に圃場一面に水が行き渡り力強い稲が作れるかどうかだ。畦塗や排水桝の修繕は行うが稲の生育期間に水が圃場から抜けているようでは話にならないのです。その為には畦塗と圃場修繕の工法や工程を徹底的に見直すこと。
すべては田植前の準備。フィールド整備なのです。来季はそこにかかっている要因が大。

籾摺後、直ぐに精米をしてキヌムスメを食べた。もちろん美味しいよね。まず感じたことは粒の大きさが絶妙。大きすぎず小さすぎず。口の中でよく馴染むね。粘りも僕好み。そして、風味もいいね。いやみがない。
ご飯でご飯が食べれます。そして何より、炊き上がりの輝きは新米そのもの。
販路が小売比率が高いなら、ラインナップの一つとして栽培すべき品種です。けれども、小売以外の販路なら価格の決定件がない。市場に連動してしまう。だから量の世界が必要だ。現状、見えたものを大切に来期の戦略を計る。
