今年は、どうも天候がパリットしない。10月に入ってもどんより感が漂う曇り空。秋って感じの空がなかなか現れることなく10月も下旬に突入。
「にこまる」の稲穂の実りはと言えば出穂からの積算温度が1000度を超えたあたりから青も以前よりは少なくなり、籾摺後の玄米を見ると新米って感じの仕上がりがやっと現れた所です。
この青、晩成種の品種特性として青の色素が抜けきれず残り続けるのかなとも感じます。もしくは、9月の長雨での影響なのか。いずれにしろポイントは日照からくる温度です。

「にこまる」の玄米。出稲から平均気温が1000度超えた時の玄米の様子。今まで栽培して来た品種の中でも青が時を経過したにも関わらず目立つ品種。けれども、この青。爪で押しても潰れないから活青であることには間違いない。
刈取り後の水分は、時が経過しも30%は超えています。なかなかこの環境下、圃場の中で乾いてくれません。カメムシは防除の効果が出て被害粒を見つけるのが難しいレベル。けれど、ヤケ米が目立つのが悔しいな。高水分が引き起こすマジックだから仕方がない。
黒カルトンに移し、乳白を見るがさすが高温に強いのか乳白は見当たらず等級は期待が持てますね。収穫高は反当540Kは超えていますが、目指した所がもっと上の数字なので悔しさが現状あります。

残27.000㎡。DR6115は、大きなトラブルに見舞われることなく順調に稼働してくれています。アワーメーターはさすがに回っていますが、稼働時間に見合ったメンテナンスで対応するしか術はなく稲刈シーズン後にクボタさんとメンテの打ち合わせです。

籾摺後に玄米を白米に。綺麗な仕上がりに感動した。嬉しかったなこの品質を感じ取った時。チーム吾一農園みんなで優しさ感じるこの色を創り出したのです。オフホワイトとでも表現したらいいのかな。
「にこまる」を食べてみた感想は粒感はやや大きく、ほどよいモッチリ感を旨味が包み込む感じがします。上品な味わい。乳白が出にくいから白米にした時の外観がいいよね。小売りのバリエーションとして西の横綱って感じます。
素直に美味しいよ!
稲刈りシーズンもあと少し、ほどよいモッチリ感に浸りながら来春の作付け計画を練ろうとしよう。
