吾一ブログ

Goichi Blog

にこまる
田んぼ

にこまる 刈取開始

6月9日から12日かけて田植えをした「にこまる」出稲始期は8月30日。満を持して13日より刈取を開始したものの刈取された籾を見ると青がやけに目立った。登熟期は長雨が降り経験したことのない天候。畦畔管理と防除をしながら圃場を観て周り順調な生育をステージを確認していたのですが、刈取られた現物を観ると日照と気温が刈取開始にしては足りていなかったのでしょうね。

出稲期から10月13日までの彦根気象台が出す平均気温を積算すると992度。「にこまる」の刈取適期の積算温度が1000度から1100度あたりとすると黄熟期の初期あたりで刈取っていたと推測します。

今年から初めて栽培した「にこまる」。栽培暦を読んで全体像はイメージするものの悪天候に見舞われ、時間軸が狂わされる中で、近年の残暑が脳裏にあったからダマシが見抜けなかった。ここは反省。刈取りを指示したのは僕ですから。

けれども、刈取ったら青が多くても乾燥を行い玄米に仕上げなければなりません。嘆いていても仕方ありません。立ち止まることなく前へなのです。

にこまる

刈取水分は36%表示。朝露の影響かと思っていたのですが、稲刈り中、籾が満タンになるまでの乾燥機の表示はいつまで経っても高水分表示。いつもと違うのは歴然。稲刈りを一旦中止し乾燥調整の対策を練ることに。

高水分時は通常乾燥では胴割れの危険があります。一晩、風を送り循環。夜に2段構えの乾燥を実行しようと計画を立て、早朝より、教えを頂く為に販売店の所長さんにも足を運んで頂いた。今年、投資したサタケSAXES 6500XXの「ゆっくり乾燥」モードの説明を受けて乾燥を開始。

ゆっくり乾燥モードを選択すると、ロータリーバルブの回転方向が制御し乾燥機内の玄米をバラツキ防止の為、まぜあわせ運転を行ってくれるのです。やっぱり最新は最良だ。この動きにはビックリと言うより感動を覚えた。

20時30分現在、2段構えの1段目が終了する水分19%になり一旦、乾燥終了。今、ホットしている所。今日はやけに長い1日だった。6時間ほどテンパリング後、再度、ゆっくり乾燥モードで乾燥水分まで仕上げます。

DR6115クボタコンバイン

ゆっくり乾燥モードで乾燥調整中だから籾摺は16日の予定。その状況を見て「にこまる」の刈取予定を組み直す計画です。青田刈るなら昼寝しろって言葉があります。昼寝するのが最善の策ですね(笑)積算温度と刈り取り適期を考察するとそう思います。

近年の極端な天候の中での農作物の生産。日常業務の慌ただしさの中、平常心を失うとダマシを見抜く眼力が僕には不足する。

ならどうする。

晩成品種に限っては出稲からの積算温度を記録しながら現物を観て黄熟期を迎えるルーチンが必要と考えた。想定外の天候と戦いながらの米作りは、質の高いデーターで武装し現物を観る習慣化で挑みたい。