ブルーベリー栽培の学校 目的
Purposeブルーベリーの栽培を始めて痛切に感じたことは、指導していただける方がいなかったこと。
栽培を始めた当初は勢いだけの自分で、栽培技術なんて本に書かれている程度しか身についてませんでした。栽培技術書を読みあさりイメージは湧くのですが、実際に畑に立ってブルーベリーを眺めると頭が真っ白になってしまいます。栽培の経験がないから次の展開が読めないのです。だから、後手に回り悪循環に陥りました。時間が解決してくれるのですが、もっとあの時にピンポイントで栽培技術に関して深いことを指導して頂ける方に出会えていたなら、問題を解決するスピードが違ったはずだと思います。
そして、一番、困ったことは、品種の不確実な苗木があったこと収支を直接に圧迫しますから、大きなダメージでした。
僕の場合、栽培に関してはほとんどが独学です。では、どのように生育過程や栽培技術を積み上げて来たかと言うと、他の農作物の生育と比較して、ブルーベリーの成長過程にあてはめる日々を送り各過程を一つ一つ観ていました。毎日の観測しかなかったです。だから、ブルーベリーの生育過程を理解し栽培技術が一定するまでに時間がかかりました。
得に剪定は難しかったです。どこをどう切って、どうやって仕立てるんだろう。。。
だから思うんです。的確な助言をしてくれる指導者や仲間が必要だと。ブルーベリーの確かな情報を交換できる先生や仲間がいれば心強いですよね。
農業経営14年。ブルーベリーの営利栽培10年を経過した時に思い浮かんだことが、
ブルーベリー栽培学校の開校!僕と同じことを悩んでおられる方、同じ失敗をされた方、そして、新規就農や定年帰農でこれから農業を始められる方、きっと心配だろうなって。あの頃の僕のように。。。
僕の苦い経験、良い経験をすべて伝え、栽培技術を統一し、そして、現場の確かな意見交換ができる学びの舎が必要だと。
失敗する確率をなくすことブルーベリー栽培で一番大切なことです。それは、経験した技術者に聞くことが一番の近道なのです。