ブルーベリー園の除草体系
農業は、雑草との戦いです。畑でブルーベリーを栽培しようとするとなおさらです。農園と名乗るとそれなりの面積も必要になってきます。面積を追うとそれに伴い雑草の管理も必要になります。手間がかかるのが草刈り。農園の草管理は、除草剤と草刈り作業で体系を組み立てています。
上の写真は、加圧動力噴霧器。これで、除草剤を散布します。僕は、除草剤を使います。使用する時期と場所。使用回数、そして、濃度と剤の種類。噴霧器のノズルと加圧数値などを徹底しています。写真に掲載していますが、安易な考えで散布はしておりません。草が生えたからと言って除草剤を散布して見て下さい。ブルーベリーは必ず弱ります。除草剤に関しては、必ず専門知識を身につけて下さい。
そのことが、ブルーベリーの為になります。
除草剤の種類や噴霧器ノズル。たくさんの種類があります。園内の除草剤と園外の除草剤。使い分けが必要です。
夏になると雑草の勢いはすさまじいです。2週間もほっておくと、あらら。。。
最近は、自走式の草刈機もあります。平面刈り専用機
こちらは、スパイダーモアー斜面専用です。綺麗に刈れるでしょ!
株元は、こんな小さなモアーもあります。
草刈り後のブルーベリー園。
草刈りも面積が増えだすと重労働。特に夏場。そこで、雑草シートの登場です。通路にシートを敷きます。僕が使用しているシートは、農業資材屋さんで販売していないものを使っています。なんだかわかりますか?
通路は、雑草よけシートを敷き、雑草を抑制。
わざと草を生やし、雑草抑制の手法。ナギナタガヤを播種した様子。
ナギナタガヤ。6月頃の様子です。ナギナタガヤだけでなく、いろんな種類での雑草抑制があります。ただ種を播いただけで、毎年このようにはなりません。草なんですけれど栽培方法があります。除草剤に草刈り。雑草シートにナギナタガヤの栽培によるマルチ除草。
こんなことをしながら、農園の草管理をしています。けれど、手刈りによる草刈りも必要です。
資金があれば、トラクターやパワーショベルに取り付け可能なモアーがあります。
稲刈りシーズン中に最後の草刈りをします。その直後の写真です。この風景を見ると、今年も無事に1年乗り切ったなとホットする瞬間です。畑でのブルーベリー栽培には、草の管理はつきものです。
上手く草とお付き合いする手法をお伝えします。