ブルーベリー栽培に必要な農業機械
ブルーベリーの栽培管理を通じて思うことは、いややな~って言う仕事を作らないこと。絶対につづきませんから。
草刈機くらいあればブルーベリーの栽培管理は、できるのかなと思われるかも知れませんが、ブルーベリーは、果樹です。ぶどう、梨、りんご、桃、果樹農家さんが使っておられる農機具は、同じように必要になってくると思います。
そして、年間を通じてブルーベリーの栽培で一番の重労働は、土つくりと防除になることを思わないといけません。
土作りのために有機物を運搬するのですが、1輪車と言う手もあるのです。けれど、張り切ってキャリーの自作を
依頼しました。これが大失敗。写真では、上手く運搬しているように見えますが、実際は、あぶなっかすぎて
冷や汗たらたら。
有機物もコンテナで手入れの時代がありました。初めは楽しいのですが、苦痛に変わります。と言うより、人力で限界があります。趣味程度の本数ならいいですが。
次年度、パワーショベルを中古ですが、庭師さんから購入。リースも考えたのですが、費用対効果を考えると、農家の
必需品と決断しました。アタッチメントをバケツ以外に交換すると、どんな作業もしてくれます。
何を主に作業して行くかで、パワーショベルの大きさが変わってきます。
試作第2号のキャリー。問題となる所をすべて改良しました。傑作とまでは行きませんが、いい仕事をしてくれていますよ。運搬中に冷や汗がでることもなくなりました。
人力で有機物を投入していた頃と大違い。農作業が苦になりません。機械に頼ることは、必要です。
パワーショベルも力になりますが、トラクターにもローダーがドッキングできます。とても便利ですよ。
中古で見つけてきたものです。
こちらも、年間、使用回数が多い防除機。なんや軽トラに積んだだけやんと思われるかもしれませんが、
いろんなアイディアが見えないところに隠されています。ちなみにこの軽とら中古で9万円です。
僕が最近、注目しているのが、田植機。新車でこのタイプは、400万ですが、中古でかなり安い。今、激安です!
これを改造して、自走式の防除機を作れんかな~って考えています。
その代わり、田植機メーカーとその中での種類を考えて作らないと、キャリーのように大失敗になります。
梨や葡萄で使われる防除機は、確か新車で安いタイプで600万くらいしたと思います。間違っていたらごめんなさい。規模を追ってくると、自走式の防除機が欲しくなります。
こちらは、みなさん御存じのトラクター。トラクターの利点は、パワーショベルと同じで、アタッチメントを付け替えると
なんでも農作業ができてしまう点です。最近は、草刈り機もドッキングできてしまいます。手刈り式の草刈り機
も必要なくなってきますね。
トラクターにも最近、後輪がキャタピラタイプのものが出てきました。何がいいって畑を荒らしません。
そして、丘陵地での大規模経営の方などには、かなり力になってくれる存在になるのではないでしょうか!
トラクターは、作業機を付けるだけでなく、トレーラーもドッキングできてしまいます。写真のトレーラーは、4トンの
積載が可能。なんでも運べてしまいます。大量の有機物に資材などなど。
あなどれないのが、管理機とよばれる小さな耕運機。こちらも、アタッチメントがたくさんドッキングできるので、頼もしい見方です。そして、中古が安い。トラクターと違って現金一括購入もできてしまいます。驚きや、トレーラーもドッキングできるんですよ。僕は、米農家なので、初めからトラクターがありました。中古と言えども、トラクターなどは、高価なものです。別に必要な時だけ、リースでも構わないと思います。けれど、どこでリースするのって言う話になりますよね。
そのへんのアイディアや中古の農機具を使ってこんな楽にブルーベリーの管理作業ができますよって言うことを授業でお伝えします。ブルーベリーの管理作業に新車の農機具は、必要ないです。中古もしくは、リースで十分!問題は、こんな農機具を使ったり、自作して、これだけの効果が上がったといったようなアイディアを出すこなんです。