ブルーベリーの特徴
植物を育てるってどういうことなのか?植物の中にも、穀類、花木、そして、ブルーベリーのような果樹があります。
さまざまな品目があるわけです。そして、果樹をひとくくりにしても、サクランボとブルーベリーのように種類があります
難しく言うと、植物分類学上この果実は、これに属するなんて分類もされますね。
ですので、植物は属せいから考えるさまざまな種類に分けられ、特徴が必ずあるってことを学ばなくてはいけません。
例えば、チューリップに与えて育てた肥料で、ブルーベリーが育つかと言えば、そうじゃないってことです。
植物どうし別々の特徴があるので、同じ肥料で育たないのです。
育てる植物の特徴を理解した上で、
この肥料をこの分量でこの時期に与えるってことをしなくてはいけません。
では、ブルーベリーには、どんな特徴があるのでしょうか。1年を通じて目から感じ取れる特徴には、
花が可愛い。葉が若々しく、枝に勢いを感じる。そして、紅葉をし落葉する。
このような姿を楽しませてくれますね。では、この可愛い花。すべてのブルーベリーが同じ花かと言えば違います。
開花する時期も違います。葉の大きさ、枝の伸び方。紅葉の時期。すべて違うのです。
ブルーベリー栽培のプロになる為には、この事細かなことに着眼し、栽培することが大切なのです。
そこに関連している要因には、土つくりから施肥の体系。さまざまな技術が絡むからです。
そして、ここからが本題。
ブルーベリーの形態的な特徴として、ひげ根で浅根。高アンモニアを好む。そして、ブッシュである。
このことがイメージして頭に浮かぶかですね。
この特徴は、DNAがそうなのでそう合わせて栽培してやることが一番ブルーベリーにとって居心地がいいのです。
この形態的特徴を机上論ではなく、体で覚えて栽培するのとしないのでは、ブルーベリーを作りこなせるとは言え
ないですね。
近年、新品種が日本にもたくさん販売されています。見出しには、大粒の新品種なんて書かれていますね。
そりゃ品種の力で大粒になるのでしょうが、ブルーベリーの特性も体で理解しないまま、いきなり栽培しても
品種本来の力って引き出してあげることなんてできないです。
その力を引き出すのがブルーベリー栽培者ですから。
これがブルーベリーの樹。季節にはこんな変化があって、この形態的特性から、この夏にこんなブルーベリーを
実らせたいから、この枝を作りたい。
そんなイメージが出来上がってプロのブルーベリー栽培者です。
そして、枝は枝ですが、細かく観察すると4種類に分けることができますね。
すべて役割があるのです。
この役割が分からないと、ブルーベリーの樹が作れません。