マーケティングのいろは /農家として生きて行く為の経営戦略
夢を持ち農業を職業として起農することは、すばらしことです。けれど、農業だけで飯を食うことがどう言うことか
わかりますか?自然生活、自給自足、たんなるあこがれたライフスタイルで生活して行くことは、たやすいことでは
ありません。
農業で起業する。いわゆる経営なんです。
もちろん、資本金も必要です。鍬とスコップさえあれば何とかなるよ~。残念ながら、あまいんです。
ましてやブルーベリー、品目は果樹。成木になり収益がでるのに何年かかるかわかりますか?
では、どうすれば。。。
夢や目標は、勢いやメンタルの部分だけではなんともなりません。
目標を達成させるためには、どうやればいいのか考えないといけません。
その為に道しるべとなるのが、マーケティング思考なんです。
一般的にマーケティングと言われるものは、ただの販売手法と考えられますが、
重要なのは、自分の生きざまをどう考えるかなのです。
残念ながら、おえらい先生方の関連セミナーなどに参加させて頂くと、こけおどしとも
おもわれる横文字からなる用語のオンパレード。まあ、勉強になった気はしますが、用語を覚えたり、
問題解決手法を学んでも、農家で飯は食えませんよね。
机上論は大切ですが、農業は常に自然と向き合わせの業種なんです。
現場での経験。このことが大切なんです。
特に自然災害。(病害虫の発生も含む)
自分は、大丈夫だろう~なんて思っている時に、自然災害が突然やってくるわけです。
自然と言うリスクと背中合わせなんです。
机上論だけでは、そのリスクは計算に入っていません。
実ったブルーベリーがすべて現金化されると思ったら大間違い。
病気や害虫に虫食まれたり、台風で果実が落下。そんなことは毎年です。
農園を経営したことのない、先生方に自然災害と言うリスクは分かりません経験がないからです。
机上ではじき出される収支は、すごい数字のオンパレード。夢とこのでたらめな数字で舞い上がり我を忘れ、
無謀な事業計画が実行。あげくのはては、利益がでない仕事が続き食えない。
そして、
離農です。
不確実性がともなう農業。自然災害と言うリスクを常に考え、事業プランを練らなければ行けません。
じゃあ、ブルーベリーを栽培するにあたりどんな災害を経験をするだろ。実際に栽培されている農家さんに聞いて
みようてなことになりますが、そんなもの教えてくれません。自分の不利なこと失敗したこと言いませから。
有機農法や無農薬。自分の自慢話はたくさん話してくれますが。。。
僕は、そうじゃなくて、机上論と農家をやってきた経験値からなるリスクをみなさんにお伝えして、
実際の経験から本当にブルーベリー園の経営でどれくらいの収支が上がるものなのかを授業の初めにお伝えして
一緒に事業計画を考え、農園つくりをしていければと考えています。
授業のまず初めに、自身の経営にとって一番大切なことは何なのかを考えて頂き、
3年後、5年後、10年後のご自身の姿を僕と一緒に考えて頂く内容になっています。