講師の紹介と体験入学の内容
我が家は代々農業を営み、田畑を耕し続けてきました。父の代で稲作経営の規模拡大に経営がシフトし
サラリーマンをやめて26歳の秋から家業を継ぐことになります。主たる経営は稲作。米作りです。
けれども、自分の代で何かやりたかった。米作り以外のことをです。
米作りをやりながら、まあ~いろんなことをやりました。書ききれないくらいの小商いを(笑い)
「詳しくは、僕のHPにページを作ってあるので見て下さい」
そこで出会ったのがブルーベリーなのです。衝撃が走った出会いとでも言うのでしょうか。
あのブルーブラックに光輝く一枚の写真に魅せられ心が動きましたね。
ブルーベリー作って摘み取り園をやろうって。
そして、2000年の春に代々受け継いだ田んぼを造成しブルーベリーを270本植えるのです。
そこがブルーベリー栽培の始まりになります。順調に生育すると考えていたブルーベリーですが
まったくって言ってほど納得いくブルーベリーが収穫できず。土作りから見直し、ありとあらゆることを
試しました。結果が出たのが2006年あたりから。2010年頃には剪定技術も理論が確立。
その時に思ったことが、ブルーベリー栽培で10年、農業を始めて14年が経過。
農業について何か質問があっても、人を納得させられる経験上の話しができると思いました。
インターネットを通じて、農業に関わることブルーベリー栽培についてなど
質問は受けていたのですが、ネット上はやっぱりネットでのあたりさわりのない会話で完結です。
もっと深いことをやっていかないと人の為にはならないって感じました。
そして、ブルーベリー栽培も10年が経過すると気持ちを振るい正すのが大変。
惰性になる自分といかにして戦うかが大きな問題になりました。
それから、ブルーベリー栽培は、技術革新に時間がかかりすぎること。ここが一番の難点。
1年に1回しか収穫できない。当たり前のことですが、年に1回の生育過程からは期待するデーターの確証が
下がります。だから、ブルーベリーの栽培を一緒に研究してくれる仲間が欲しいなって。
僕の想いに共感してくれる仲間が必要だって。
技術を提供し共有すれば、やがて僕の農園の分家ができる。僕が一人で研究をするより仲間達とやった方が
結果が出るスピードが違うだろうなって。それは、僕だけがプラスになるのではなく、仲間みんなが絶対に
プラスになる。そんないろんな思いの中でブルーベリー栽培学校を作りました。
チャレンジしてみるものですね。ブルーベリー栽培をするにあたり不安や悩みを抱えておられる方は
全国にたくさんおられるって実感しました。
悩む所も同じなら、失敗する所も同じだと。
だから、指導する講座は僕が失敗したことをメインにプログラムを作り進化させています。
僕の失敗からの経験を生徒さんに教えることで、失敗のリスクを減らしてもらうこと。
そこを一番に考えています。
何故ならブルーベリーは、果実を収穫できるまでには3年あまりの年月がかかるからです。
そして、1年に1回しか収穫ができません。確実にブルーベリーを収穫することを考えないと経営として
成り立たないのです。
現在、全国に想いを共感してくれる仲間が増えました。摘み取り園も開園できるまでになってくれています。
教えることで、または、生徒から教えられることで切磋琢磨しながら前に進んで行こうと思っています。
●体験入学の内容です。
講師の自己紹介。ブルーベリー園を開園し現在の状況など説明します。
体験入学を受講された方の紹介と事業計画。
各講座の内容説明。(再受講可能のシステム・フォロー体系について)
授業料金について。
ブルーベリー畑の見学。
ご質問など。
以上、2時間程度を予定します。