ブルーベリー栽培学校

Blueberry School

栽培技術

「マーケティング思考」

ブルーベリーの栽培技術をご指導する前に、頭の中をマーケティング思考に変えて頂かなくてはなりません。初日の授業は栽培技術ではなく、ブルーベリー園の経営にとって一番大切なことに少し触れようと思います。

夢を持ち農業を職業として起農することは、すばらしことです。けれど、農業だけで飯を食うことがどれだけ大変かが分かりますか。自然、自給自足、たんなるあこがれたライフスタイルで生活して行くことは、たやすいことではありません。農業で起業する。いわゆる経営です。もちろん、資本金も必要です。鍬とスコップさえあれば何とかなるよね。残念ながら、あまいのです。ましてやブルーベリー、品目は果樹。成木になり収益がでるのに何年かかるかわかりますか。では、どうすれば。。。

答えは、題名でお伝えしたマーケティング思考を取り入れることです。

ブルーベリー
夢や目標を達成するには勢いやメンタルの部分だけではなんともなりません。では、どうすれば成功の階段を駆け上がることができるのかを考えないといけません。その為の道しるべとなるのが、マーケティング思考なのです。一般的にマーケティングと用語から考えてしまうとただの販売手法と捉えられてしまわれますが、重要なのは「自分の生きざまをどう考え、自分は何をなすべきか」を問いただすことなのです。シンプルに言えば理念と言うことになりますね。企業理念を掲げることが大切なのです。

では、マーケティング思考を取り入れ、僕が経営する農園・吾一農園の場合はどのようにこの思考と向き合ったかを伝えると。まずは、顧客第一主義を掲げました。お客さんを喜ばすことによって恩恵や利益が頂ける。この思考に頭を切り替えたことが始まりです。利益を先に考えないことです。お客さんを喜ばせた対価が利益と考えることです。この思考術に変えない限り、農園経営の成功はあり得ません。

あなたにとってお客さんは誰ですかと問いただして見て下さい。吾一農園のお客さんの定義は、ブルーベリーを農園に直接買いに来て下さるお客さん、卸先、経営を助けて下さる企業さん、そして、田畑を預けて下さっている地主さん。農園経営に関わって下さる方すべてがお客さんです。そう定義します。それを踏まえ、シンプルに吾一農園の企業理念は「何処の田畑よりも美しく」となりました。

美しい田畑の情景を創り上げることによって、お客さんを喜ばせることに繋がり、敷いては地域に貢献できるからです。そして、美しい田畑で育った農作物は健全に育ち大地の恵みをお客さんに感じ取って頂けるからです。
ブルーベリー園
田畑を美しく管理する。チーム吾一農園の共通認識として日々かたくなにこの想いの中で業務を遂行しているのです。ひたむきな管理業務はお客さまに支持され、お褒めの言葉を頂き、好循環に農園経営が回ります。実際にマーケティング思考を取り入れた農園経営は階段を少しずつ登っているなと体で感じ取れています。これは僕だけでく、チームスタッフみんなです。
吾一農園 ブルーベリー園
このマーケティング思考を取り入れた企業理念は、シンプルにまとめ上げれば上げられるほど効果は絶大です。やみくもにダラダラ言葉や文章を並べない。立派すぎない。なぜなら、企業理念を考えた経営者しか、ダラダラ長い立派な文章の意味は分からないからです。考えて見て下さい。格式高い企業理念が記された長文をアルバイトの方が深い所まで読み取ろうとしますか。本人の目的は別の所にあるのに。

重要なことは、経営者からトップダウンで社員であろうがアルバイトであろうが経営に係る人材すべてが瞬時に企業理念の意図することを感じ取れ、一枚岩になれるかどうかが超重要ポイントなのです。家族や御夫婦で園を経営される時も同じです。One Teamになれないと歯車がかみ合いませんよね。何の為にブルーベリーを栽培するのかです。くどくてすみませんが、お金の為じゃないですよ。お金は後から付いてくるのですよ。理念を達成したご褒美としてね。
吾一農園 ブルーベリー園
この講座では、シンプルに農園のスタッフ全員が共通認識として想いが寄せられる企業理念の考え方を指導します。そして、園主は人を魅了させない限り人は付いて来ません。お客さんも含めてです。ですので、園主の成長の為に鍛錬しなければならないこと、そして、人材(パート・アルバイト)の教育とチーム運営の手法もお伝えします。それをベースに農園の事業計画、収支目標、3年後、5年後、8年後の農園の姿を映し出し机上論で終わることなく、想い描いたことが再現できる戦術を僕の経験値からお伝えします。