ブルーベリー栽培学校

Blueberry School

栽培技術

「防鳥ネットと暴風施設」

鳥はブルーベリーが大好きです。畑のブルーベリーを見つけられてしまうと、数日の内にブルーベリーは食べつくされてしまいます。防鳥ネットを掛けてブルーベリーを守ることが得策です。しかし、防鳥ネットは棚を作り畑一面を覆う為、設備投資に費用が掛かりますね。栽培面積と費用対効果を考え、施工技術に自信があるなら自分でやるべきです。ないのなら腹を括って外注です。

自作で防鳥ネットの設置をやってみたい方は授業と吾一農園にて畑の実物を見ながら施工術を教えます。しかし、自作不可能な面積はあります。施工できない方は、僕がお世話になった施工会社をご紹介します。全国どこでも駆けつけて下さる施工会社です。ご安心下さい。

それから、授業を通じ畑の造成場所をお聞きします。場所によっては防鳥ネットを設置しなくてもいい場合もあります。実際に生徒さんの3人は防鳥ネットなしです。実績ある鳥害対策をお伝えします。ほんと鳥が来ないのです。ビックリです。費用がかなり助かりますね。必見です。

吾一農園 園主
第1農園を造成した当初は、すべて熱意を持って自作。防鳥施設にしても外注で作ってもらう発想なんてありませんでした。視察に出かけ見て学び頭で図面を引いて材料を調達。そして、施工。DIYレベルですが難なくできたのです。

しかし、大きなくくりで真似はできていても、細部の真似はできません。部材にしても、施工方法にしてもDIYレベルでした。結果が物語っています。後に大被害に合うのです。
防鳥ネット
ネットを付けようとすると上の写真のように考えてしまいます。この取り付け方法がDIYレベルなのです。温暖な地域ならいいですが、僕の畑は田んぼのど真ん中。春先は伊吹おろしの強風が吹き荒れる訳です。1点でワイヤーとネットを取り付けると負荷が掛かった場合はどうなるかイメージ沸きますか。

そう、裂けます。1点に負荷がかかってしまうからです。そうなると力を分散させないといけません。この先を読む力こそがプロの領域なのです。アマとプロの違いはそこですね。負荷の分散方法が分かれば自分で施工しても大丈夫な方ですね。分からない方は僕を頼って下さい。
防鳥ネット
ワイヤーに1点で防鳥ネットを固定していた為、春の大嵐に合い防鳥ネットが引き裂かれたブルーベリー園。春先の農作業の忙しい時期に、気持ちも折れて自分で修繕なんて気力も沸かなかったですね。さすがに凹みました。自分の限界を感じたのです。そこで、施工会社に依頼した訳です。
ブルーベリー防鳥棚
防鳥棚の施工は、自作の棚を活用してもらい強度を出しながら極力費用を抑えられるように造って下さいました。施工会社さんから棚の施工方法を聞きました。まず、棚を造る考え方の次元が違うのです。素人では思いつくことができない領域でした。そして、道具に手際。先の先を読む仕事術には感動でした。
防鳥ネット棚 クラゲ
僕が何故この施工会社さんに決めたのかを言うと、部材が自社生産で肉厚で頑丈。そして、施工スタッフの皆さんは、社長さんが育てあげた社員さんだからです。他社の職人さんは一人もいません。だから、チームワークが違うのです。打ち合わせ時から感じたのですが、仕事に自信を持っておられましたね。防鳥棚の支柱
この写真を見て防鳥棚の施工がイメージできた方は自分で施工ができる技量をお持ちの方です。施工のイメージが出来ない方の為にヒント。防鳥棚は張力で造って行くのです。だから支柱を写真のように設置しながら施工するのです。
防鳥ネット ブルーベリー園
施工して頂いた防鳥ネットと棚。自作で造った棚と違いガタツキなし。そして、防鳥ネットの開閉もロープを引っ張るだけで簡単に開閉できてしまいます。今までの苦労は何だったんだろうって思ってしまうくらいの感動そのものでした。プロフェッショナルな仕事を魅せて頂き、現場を同行させて頂いたことによって勉強させて頂きました。

何故、自作棚の防鳥ネットは、春の大嵐で裂けてしまったのかも謎が解けました。これが授業料って言うやつですね。3倍手間がかかって遠回りしましたが、自作棚を造ったから施工時に現場で観える部分が違ったのだとも思います。学びの吸収も違いました。

以後、台風などの災害級の天候に見舞われる時でも、引っ張り締める箇所のポイントが分かっているので、もうネットが裂けられる心配がなくなりました。