ブルーベリーとの出会い
平日は田んぼ仕事、米つくり。そして、週末の土日は、収穫したコメを原材料にしライスコロッケを作って、長浜市の商店街でイベントショップgoichiと命名し実演の対面販売。ファーストフード、今で言うB級グルメ。売れる売れない時間帯がある訳です。
売れない時間。そりゃ暇です。目に留まった所は、左斜め前方にある本屋さん。古本屋さんかな。
で、
そこで一冊の本を目にするのです。森のベリー庭のベリーを。
いや~ビックリした目に入ってきたものが衝撃すぎました。もうこれ作るしかないって。それからです専門書を買ってブルーベリー栽培の勉強を始めたのは。本業の主たる経営の稲作とは労力の分散になることも分かり、摘み取り園ができることもイメージできました。これしかないブルーベリーを栽培して町おこし。そう考えたのです。
けれど本だけでは、なんとなくのイメージ。イメージを沸かすためにブルーベリー農園の視察も行きました。遠い所は九州も。いろんな農園を視察に行きながら、決定的な刺激に出会います。それはオーストラリアにあるマウント・タンボリンのワイナリー。
日本のブルーベリー園も勉強させて頂けましが、オーストラリアで見た光景は、別次元。
このオブジェだけでも刺激でした。
広大な畑にワイン用のブドウがずらり。初めて見るワイン用のブドウ。
スケール感に圧倒されました。オージー級とでも表現しましょうか。
ワイナリーにあった構築物。絵になるんです。
そして、倉庫には、ヴィンテージ物のトラクター。僕もお米を作っているのでトラクターには反応してしまいます。
ワイナリーに隣接するカフェ。食べてみたいものがズラリ。刺激がありすぎました。この空間には。
ワイナリーのオーナーさんなのかな。。。身振り手振り、ジェスチャーを交えて自己紹介。確か、アイアム・ジャパニーズ・ライスファマーっ言ったかな。ファマーが通じたのか、ウエルカムモードになって記念撮影。
オーナーさん笑っているでしょ。
ワイナリーで勉強できたことは、ありのままを見せること。それにつきるって実感しました。背伸びせずにあるものを上手く反映させる。田舎そのものでまずは勝負だとワイナリーの視察から学んだのです。
ワイナリーではないですが、オーストラリアの本屋さんで購入した料理雑誌に紹介されていたプリン。これをヒントに農園の名物を作ろうと思い描くことになるのです。そう、のちに世にでる吾一農園の夏の名物。ブルーベリーのかき氷なのです。