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ブルーベリー園の1月 2018年
2018年1月のブルーベリー園の様子です。今季は悪天候が続きます。昨年の晩秋から良い天候に恵まれず雨が多いです。そして、真冬になり雪が続き積雪期間も長く朝晩の温度は氷点下になる日が度々。その環境の中でのブルーベリーの生育です。
ブルーベリーにとっては5度以下の気温に200時間ほどは、花芽が遭遇しないと春に寝ぼけて開花なんてことがあります。生育にとってはこの氷点下での環境は問題ないのですが、とっても大切な管理作業の剪定が予定どうり進まないのが難点。
プックリ感のある1月の花芽。肉眼では11月下旬よりなんら変わりないのですが、よ~く観てみると先端が動き出しているのが分かります。
花芽を確認しながら夏の果実、ブルーベリーをイメージしての剪定作業。一枝一枝を見ながらの作業なので、なかなか本数がこなせない地道な仕事ですが、この剪定作業を怠たるとブルーベリーの樹は弱り、たわわに果実を実らすことができないのです。
剪定した枝の切り口。枝の中を養分が通っているのが分かります。
寒さとの戦いをしながら、剪定作業を通じてブルーベリーの観察。その毎日が続く1月です。