トラクターと共に暮らす。
農業を営む上で大切な機械。そうトラクターが一番に頭に浮かびます。
稼働時間を示すアワーメーターもガンガン回ってしまうのがトラクターですね。
当然、僕も運転している訳でトラクターと過ごす時間も長いくなります。
必然的に愛着も湧いて写真も撮りたくなってしまいます。
ここからの眺めが絵になるなって。考えてしまいますよね。
トラクターには色んなアタッチメントが取り付けられます。
田んぼだと代表的なのが地表を耕すローターリー。
そして、田植え前に土を均一にするドライブハロー。最近のアタッチメントは、
トラクターの進化と共に高精度化を実現しています。素晴らしい仕上げをしてくれます。
時代の進歩を感じながらのトラクターのドライブなのです。
シンプルな構造に組みあがっているのがトラクターですが、使用頻度が高いだけに
消耗する部品も多々あります。消耗をできるだけなくす手段が日頃のメンテナンスですよね。
田んぼ仕事、いわゆる米つくりなんて機械仕事が90%以上。
だから、機械いじりが大好きじゃないとって思います。
機械いじりも仕事の一環で、それも含めて米農家なのです。ボンネットを開けたら排気量
3000CCのディーゼルエンジンが剥き出している訳です。
わくわくドキドキしますね。僕の場合は。
トラクターで均一にした田んぼに苗を植え、2ヶ月もすれば稲穂が顔を覗かせ
稲刈りシーズンを迎えます。水管理に畔草管理と慌ただしい毎日です。
今度は、アタッチメントを草刈機に取り換え草刈作業が続きます。
三陽のツインモアーを取り付けた様子。
頼りになる高精度な草刈り機。農業はいやな作業を作らない。
これが鉄則ですね。人間、いやなこと過酷なことやりたくないですもの。
だから僕は、なんでも機械でやることを考えます。
雨の日でも、炎天下でも、キャビンが体を守ってくれます。そして、何より楽しすぎます。
使ってもらえば、この言葉の意味が分かってもらえるでしょうね。楽しすぎるって言葉を。
秋になればアタッチメントは、トレーラーに変わります。コンバインを牽引する為にです。
農業を始めた頃から考えると、トラクターにしろコンバインにしろ馬力は、2倍から3倍へ。
次元の違いを肌で感じます。投資の効果もはっきり出るから嬉しくなります。
機体のカラーはオレンジのクボタトラクター。
秋になればコンバインを引っ張って農道を駆け抜けます。
秋も深まる11月。
アタッチメントをロータリーに付け替え、収穫した田んぼを耕します。
日が暮れるのが早いのが11月。
慌ただしさから解放されるのも11月中旬ごろから。
稲刈りや小麦の播種を終えた達成感で僕の体内は満ち溢れています。
さあ、春からまたやるぜってね♪