心でつなげ
第7・第8ブロック駅伝競走大会が終了。区間賞、全区間制覇の完全制覇で幕を閉じました。
もちろん、男女共に優勝です。気分は最高潮。選手にサポートメンバー、そして、監督に総監督。
それから、今年は校長先生もチームの一員。みんなの勝利です。
例年より劇的に変わったのが女子。まあ、たくましくなってくれたなと思います。
県駅伝V3時代に一歩近づけました。1区、好順位でのスタート。2区、先頭に詰め寄る激走。
3区、よく粘った。あの走りが勝利を呼んだかな。そして、4区でトップ。最高の形を作ってくれました。
最終区は、両校共に3年生の戦い。トラックでのベストタイムは相手が各上。でも、信じられないことが
起こるのです。トップで襷を受け取り、1キロ通過時点では並走。アドバンテージはなし。その時、とにかく付くことを
考えたと彼女のレース後での会話。冷静に状況を判断できたと思う。勝負所がイメージできていたのでしょう。
2キロ通過時点でもガチンコ勝負。登り坂を上っての下り坂。彼女が想定していたポイントで一気にスパート。
ライバル校、おそらく前半の突っ込みがスタミナを消耗させたのでしょう。スパートについていけず。
16秒差をつけてのゴール。両手を上げて一指し指は空へのパフォーマンス。感動そのもののゴールシーン。
こんな走りをやれって言われてもできませんから、すごいの一言。
レース後、テントで今まで体重を上手くコントロールできていたなって褒めてあげたら、
間食をやめたって言ってました。昨年、1秒差で区間賞を逃したのが悔しかったとも。
そして、笑顔で今年は、去年のタイムより40秒短縮できたって僕に伝えてくれました。
彼女のキラキラ輝いた笑顔がほんと眩しかったです。
自分を律したこと。冷静な状況判断と決断力。そして、ひたむきな練習態度。
人間的に強くなったな。トラックで一度も勝ったことのない相手に勝つんだから。凄いぜ~
次節での走りをまた、見てみたいものです。
県体まで残り7日。
男女共に予選タイムでは上位が期待できます。
欲は腹の中にしまって、平常心で監督のシナリオを描けるかどうか。
今年は、僕の心も常に水平。最高のサポートに徹するだけです。
11月17日、いざ決戦!