夏の戦い。熱い一戦を終えて。
通信陸上、夏季総体が終わりました。創部40数年の歴史の中でも、この夏の戦いは語り継ぎたくなる
くらい熱い大会でした。圧巻なのは通信陸上、男子800M。エントリー者すべて入賞。
そして、全国大会出場・標準記録突破1人。過去にみたこともない成果。みんなが強い。よく戦ってくれました。
成長を感じるのは、監督の戦術を理解し、それをレースで表現していること。
要は落ち着いて、気負うことなくスタートラインに立てている証拠なのです。
欲は腹の中、心は常に平常心。そして、作戦どうりトラックを駆け抜ける。ただそれだけ。
画面を通じて僕が彼らから感じとったことがそれなのです。
強くなった。プランを遂行するブレナイ気持ちが。彼らの戦いを誇りに思います。
まあ、そこには、みんなの気持ちがチームの中でまとまっていたからでしょう。みんながこの大会を目指して
頑張ってきたからなのでしょう。その証しが、夏季総体・男女総合3位。滋賀県で表彰台に上がれたチームだと
言うことです。この小さな学校で部員の確保も大変な台所事情の近年。この男女総合を取れたことに意味が
あると思います。そこには、選手はもちろんのこと、ご指導を頂いている監督と総監督。この2人の先生の
熱意が生徒の気持ちを動かしたのだと思います。
何故、生徒の気持ちが動くかと言うと、僕が思うに100M、17秒かかる末端の生徒の指導も投げ出さず
して頂いているからなのです。いつもみんなを見守って、グラウンドに立って頂いているからなのです。
僕が先生方を見て熱いもの感じるのだから生徒はもっと感じているでしょう。そして、足の遅い
選手も見捨てないことも。だから一つになれる。まとまるんです。これこそが部活動!
入部時、強い選手なんて一人もいません。育てて頂いのです。心と体を。
監督と総監督に。
8月は、近畿大会に全国大会と大舞台が待っています。そして、新チームも始動。駅伝部も活動開始。
僕も休み時間を利用し、グラウンドに足を運びます。男女総合3位のチームのメンバーの一人として
プライドを胸に秘めて。