稲刈りシーズンを終えて
稲刈シーズン終了から3週間あまりが過ぎました。休息をとりながら仕事に立ち向かい頭の中は来春に向けての準備。準備と言っても現場と台帳制作を進めながら資材調達に向けて動き出した所です。
今年は暑かった。暑すぎたが正解。9月の暑さには正直まいった。こんな気候が毎年のようにやって来ると思わないと仕方がないですよね。文句言っても仕方がない。天候に合わさないと。品種選択からなる作業工程を見直し、チームみんなの意見も聞いて、この天候と上手く付き合う作戦が必要ですね。
稲刈が終わると、まずはライスセンター内の設備のメンテ。そして、ブルーベリーの剪定。籾殻の整地。それから、フィールドの整備が続きます。よく言われます。冬は何してるんですかって。人から見れば田んぼには作物が育てられていないから、何してるんだろうって不思議なんでしょうが、冬ほど忙しいものはないのです。なんでもそうですが、スポットライトが浴びるのはほんの一瞬。その一瞬の為に準備して備えるからパフォーマンスが発揮できるわけで準備を怠れば成果は現れません。
そう、準備が大切。
例えば。
来春には田植をする為に水を入れます。その水は一定の期間は圃場内に溜まらないと田植が進められません。途中に水が抜けてしまったら仕事になりません。修繕すればいいのですが、慌ただしい春に圃場の修繕なんてしていたら時間がいくらあっても足りません。だから、今、この時期にフィールドの整備をするのです。水が保てる圃場にね。それに付随すること盛沢山。圃場の枚数が枚数ですから。それが現場の大きな仕事。僕は僕で同時進行で台帳作成。パソコンと睨めっこの日々が続きます。タフじゃないとできないよ。この仕事。使命感に駆られているからできるのですが。
チーム吾一農園のみんなと。稲刈りシーズン終了して撮影したものです。一言で言うと、みんないいヤツなんだ~。だからみんな仲がいい。仕事も随分と慣れてくれた。後は精度の問題。そして、サラリーマンとしてではなく、米作りの職人として僕のマインドを注入したいな。その為には、僕の更なる成長が必要。僕が立ち止まっているようでは、彼らを育て上げれない。その思いの中で日々アップデートですね。