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オペレーション
コンバインのオペレーションだけは現役でいる限り稲刈りシーズンの始めから終わりまでやろうと心に決めていたのですが、ある規模を超えチームスタッフの人数が増えると僕がオペレーションをやり続けると会社の成長はないなと感じたのが今季。毎日、現場で刈り取る圃場ばかりで格闘を続けると全体が深く見えない。これは経営にとってマイナスもマイナス。そりゃ、金色の世界をコンバインのキャビンから眺める稲刈りは最高そのもの。格別の思い。でも、心を鬼にしコンバインから降りなきゃ。
オペレーションの教官は僕。20数年、培った運転技術を少しづつ伝え圃場の中心部だけは刈り取りができるまでに育てました。操作手順に旋回。そして、いかにして直線を意識して刈り取るか。虎刈厳禁。テーマを設けて少しづつ。僕が農業を始めたのが26歳の秋。当時、運転したのがクボタR1-30。そして、AR70にER698と乗り継ぎ。DR6115を導入。歴代から比較すると精度の向上が別次元。文句ないです。そんな機体を操るのはやはり人間。いつも言うことは、この操作でコンバインは悲鳴を上げていないか。大事にしてやれって伝えます。僕はそうやって歴代を乗り継いで今があるからです。
このペースで行くと稲刈りシーズンは10月中旬過ぎくらいかかるかなって感じ。それまでには、圃場内の刈取り、外周も含めて2枚は時間内で仕上げてくれるまでになれば今期は大成功かなと思っています。事故も付きもののオペレーション。いつものごとく指差し確認を怠らせることなく指導に熱を入れたいなって思っています。