排水マス
求人を行い僕の農園で働いてくれるスタッフみんな過去を振り返っても農業経験
まったくなしが全員です。みんな言うことの一つが農業の大変な所は、同じ作業が
長く続かないから慣れるまでが大変って言います。
そりゃ、育てている農産物は季節に応じて成長するから成長過程によって使う
農機具・アタッチメントなど全てが変わるのでスタッフの言ったことは間違いでは
ないです。
基本は農業だから農作物を育てる管理作業が仕事の柱です。
けれども、管理作業を工程表どうりに進める為には、日々の仕事の流れを止めない
ことが重要なのです。流れを止めない為には、農作物を育てていない期間に、機械や
フィールド(田んぼ・畑)の整備をどれだけ質高くできるかなのです。
例えばお米の栽培(水稲)、水の稲って書くくらい水が非常に大切な作物です。
管理する上で、田植シーズン中に排水マスから水が抜けているようでは、それでアウトです。
全ての圃場で水漏れなくビッタっと水が止まっていて当然なのです。水漏れの為に
大がかりな修繕をシーズン中にやっていては時間がいくらあっても足りませんからね。
排水マスの修繕には、生コンも使います。大がかりな量ではないのですが。
吾一さ~ん。現場経験がないとコンクリートなんて触ったことないですよってのりちゃんが。
そりゃそうです。だから教えなくてはなりません。知らず知らずの内に覚えた生コンの作り方を。
農作物の管理作業を円滑に進める上での土木に大工仕事。これに溶接ができれば立派なファーマー。
あとは仕事の出来栄えの問題になるのかな。
どんな仕事でもそうだと思うのですが、専門分野だけやっていればそれでOKなんて時代じゃない
ですよね。やれば出来ちゃうものなんですよ専門外でもね。
あっそうそう。最近は、ユーチューブで検索すると
関連動画がアップされているのです。ありがたい時代だ~。