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稲刈りの前半戦
秋雨前線が停滞の稲刈りシーズン前半。雨模様を見ながら晴れ間を見極め、稲刈りを進めてきました。圃場には雨が溜まって泥濘もできコンバインの旋回時には土が抉れ苦戦続の刈り取り作業が続きました。旋回を工夫し圃場を荒らさないようにするのですが、限界も見えてきます。いやになるくらいコンバインの足回りには泥が乗って、作業終了と同時に洗車の連続でした。
と思えば、9月に入り35度の真夏日。朝から陽射しがジリジリ。キャビンが体内を守ってくれますが、外温35度にエンジンの熱風がコンバインを覆うと室内のエアコンが利いているのかいないのか。そんな状況の時間帯もありました。それに籾摺り、作業所内温度は36度を示した日もあって台風の影響か湿度が高すぎて3日間ほど厳しい戦いでした。
厳しい環境の中での稲刈りの前半戦は、なんとか終了。作柄は7月の日照不足と8月の台風が影響しているのか、収穫高が平均以下の大苦戦。圃場を見た感じは、稲穂が垂れていい感じに映るのですが、中身が充実してなかったのでしょう。粒もちょっと細いかなとも感じまました。選別機を通る玄米が中米に流れるのが目に見えて分かったから、そうなんでしょう。気をとり直して後半戦に備えるとします。
機械装置の流れは、ほぼ問題なしの前半戦。コンバインの可動時間60時間もノントラブル。籾摺機のベルトが切れたことだけが時間のロスになった日もありましたが、スタッフみんなの力でノルマはこなし、仕事の流れは止めなかった。絶対にあきらめない。この気持ちがみんなにあれば何でもできるものです。