第50回 毎日農業記録賞 表彰式
12月5日、如水会館にて第50回・毎日農業記録賞 中央表彰式が行われました。1200作品の応募の中から、一般部門、最優秀賞7編、優秀賞12編が選ばれ、僕は今回、優秀賞に選んで頂けました。一般部門の受賞者の方を見渡すと、僕のように実際に農業を営む人もいれば、農業法人さんの社員さんであったり、農業高校の先生もお見えになられたりとバラエティにとんだ方々でした。
受賞後、お茶会の中で最優秀賞を受賞された方からお二人、作品の発表があり受賞作品のおおまかな内容をお聞きできました。その後、受賞者の方の簡単な挨拶もありどのような想いの中で農業と向かい合っておられるかを感じ取ることができました。マイクが向けられると受賞者の方、みなさん熱心に答えられます。そこがみなさんの共通点。会場の受賞者の方々、みなさん熱いのです。
そりゃ、農業に対して熱くないと作品は書けません。本当は、受賞者の方々ともう少し、突っ込んだ話しをしてみたかったのですが、社会情勢が情勢だけに仕方がないかなと。僕は作品で書いたように、今後もお米やブルーベリーを栽培しながら、美しい田園風景を創って行きたい思いです。チーム吾一農園の共通認識、「どこの田んぼよりも美しく」もう一段高いレベルの管理作業をシステムと組み込んで行いたいなって再認識し、お茶会を後にしました。
表彰式の会場の千代田区、散策した神宮外苑。綺麗な街でした。ゴミがない。探しても見当たらない。なんでって疑いたくなるくらい綺麗。僕が田んぼを耕作する河川や道には、空き缶やゴミが悲しいくらいあります。この違いは、いったいなんなんだって感じます。人の意識の違いでしか考えられませんよね。
自分が任された圃場は、チーム吾一農園の想いで光輝かせることができます。しかし、そこ以外の河川や農道の空き缶やゴミが問題なのです。神宮で見た街並みの光景を耕作する地域の中で再現できないものだろうか。大きな宿題をもらった感じがする表賞式となりました。
フォーカスする所は、田園のゴミ問題。