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淡いピンクからブルーへ
畑のブルーベリー。
着色の変化をじっくり見れるのが7月中旬ごろ。
そう、ちょうど今くらい。
今年は、長雨がこれでもかって続きます。
こんな年、今までに経験なく太陽は出でくるのか心配になります。
けれども、ブルーベリーの色は例年のごとく着色も進み
食べごろの色へと変化してくれるんです。
もう少し、着色がすすむと食べごろ。
僕は、よくブルーブラックとブログで表現しています。
色が濃くなると甘味が増すのかと言われればそうでもなく
そこは品種の特性が優先されます。
本来、ブルーベリーは酸味がベースの果実です。
甘さは品種改良の末に出来上がったもので、原種はもともと酸味が強いので
そう簡単にDNAは変えられません。
味を例えるなら、酸味をベースに甘味があって特有の香りがあります。
フレッシュの状態は上の表現がピッタリだと思います。
そして、この味わいに熱を加えます。そう、ジャムやソース。
そうすると、砂糖とブレンドされたブルーベリーは
なんとも言えない味わいに劇的に変わるのです。
酸味から香りが漂い、砂糖のほどよい甘味が加わって、高貴な味そのものになるのです。
ブルーベリーは、フレッシュで食べて頂くのもいいですが、
熱を加えることで、より一層おいしく食べて頂けます。
ジャムやソースをご自宅で作ってみてください。
分量の40%から50%の砂糖を強火で一機に煮立てるがジャム作りのポイント。
是非、挑戦してみて下さい。
自分で調理したものは、やっぱりなんでも格別です。