ホバーボート
昨年、ホバーボートを兄貴に作成してもらって水田に除草剤を散布しました。
15年以上前の刈払機のエンジンを載せたからか、パワー不足を感じたまま
シーズン終了となって今季を迎えました。
パワー不足の難題を解決してくれたのは、やっぱり制作者の兄貴。
エンジニア魂なのでしょう。兄貴もパワー不足を感じていたのかな。
この状態を解決してくれるんだから凄いの一言。
改良点は、スロットルを引くサーボ。キャブのポンプにプロペラ。この3つ。
電源入れてプロポのトリガーを引いた瞬間、スロットルワイヤーの動きの
力強さと滑らかさを肉眼で感じとり、こりゃ違うなって瞬時に確認。
リコイルを引いてエンジンをかけて、トリガーを引きスロットルを開けると
まあ、心地いい音。高回転で滑らかにエンジンが回るんです。
昨年は、エンジンがもっさりしていました。スロットルを開けても回らない。
スロットルワイヤーの調整かなとも思っていましたが、ワイヤーじゃなくて
サーボだと着眼し、トルクの強いサーボに交換してくれた兄貴。
僕には、このトルク型のサーボを交換をすれば、劇的にエンジンが
変わることはイメージが付きませんでした。やっぱりさすがだな~。
キャブのポンプも新しく交換してもらったから一発始動。
気持ち良すぎです。
水田に持って行き、ホバーボートを走らせました。
昨年とあきらかに違う速さ。速いわ。体感、昨年の3倍。
制作して組み上げることも凄いのですが、このセッチング能力の高さ。
機体を見て、改良すべき所はここだろうって分かる力量。
見習わなくてはいけない所です。
駄目だと思っても諦めたら行けないのです。諦めたらそこで試合は終了。
エンジンが古いからじゃないのです。整備して改良するんです。
セティングを煮詰めるのです。
エンジニアである兄貴は、いつもこうやって状況を見ながら
少しづつ前へ適格に仕事を進めているんだろうなって想像します。
勉強させて頂きました。兄貴ありがとう。