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謹賀新年 2019年
あけましておめでとうございます。
年末年始と区の宮世話係りの当番役を頂きアット言う間の年末年始でした。
そして、元旦には父から受け継いだ、多賀大社豊年講世話係の委嘱状も頂き講員のみなさんのお役に立てるならと気分を新たに委嘱状を見て講務内容を確認させて頂きました。僕もお米の苗を作る育苗の仕事をするようになってから、苗が無事に田植えまで育苗ハウスの中で育つようにと神様に手を合わせたくなる心境になることを体感するようになりました。そりゃ、苗作りを失敗してしまうと田植えができません。死活問題ですから必死です。神様お願いしますって心境になるんです。きっと中世や古代の先人達も田植え前は、同じ気持ちだったことでしょう。
五穀豊穣と言う言葉がありますが、豊年講の年間講務の中には祈年祭や御田植祭りなど無事に穀物が育つようにお祈りする祭典があります。今も昔も、心の中は同じで無事に穀物が育つことを心底願うから祭典も今の時代まで引き継がれているのでしょうね。お米やブルーベリーを育てている農家として豊年講の講務に繋がりを感じます。僕の大切な仕事の一環としてこの講務に従事したいと思っています。
おそらく30代では、この心境にはなっていないって感じます。年男の40代、いろんなものを経験し見たお陰で、こんな自分に出会えたのだと感謝もしながらの新年幕開けになりました。