休眠期の冬。花芽も葉芽も春の芽吹きの準備をしている頃、寒波がやってきます。早朝、やけに寒いなって感じた時は、霜が降りていてブルーベリー畑に行くと落葉を逃れた葉や枝に霜が降り霜がブルーベリーの樹を覆っています。空気も冷たく乾いていて、暖か陽気な畑とはひと味違う世界観を空から降りた霜が演出をしてくれています。

ブルーベリーの枝を剪定した切口にも綺麗に霜が覆われ、陽が差すと光の反射で枝が輝き出します。綺麗な光景でなかなか出会えないので、じっくりと眺めていたいのですが、陽が登り出すと温度が上がる為か、あっと言う間に霜が溶け出します。ほんと数分の出来事で霜がなくなってしまいます。

徐々に陽が差し霜が解け始めた時。バシバシとシャッターを切らないと霜が降りたった畑の様子を逃してしまうのです。

なんて表現したらいい色なのかな。伝統色で言えば溜色とでも言えばいいのかな。紅葉も落葉を免れると葉の水分も飛ばされ上品な色合いに変化しますね。季節が創り上げた色だから、真似できない独特な色彩ですね。畑の芸術です。
