吾一ブログ

Goichi Blog

催芽機
2025.03.14
田んぼ

浸種開始

3月13日。育苗シーズンがスタート。種子消毒、浸種、そして、播種。育苗ハウス内で20日間ほどの管理をし背丈13CM~に育て上げ田植。その工程を8回。気がつけば6月15日になっている感じの約3ケ月。集中力を高め、田んぼと向き合いながら育苗から田植シーズンを完結させます。これが僕の中で一番の大きな仕事。
種籾
1回の工程で播種は1000枚単位。品種によって袋が色分けされています。まずは品種を間違いないように確認。この確認作業がチームで仕事をする時の大原則。僕が絶えずみんなに口うるさく言うことが実行確認なのです。
温湯消毒
温湯消毒後、すぐに冷水に種籾をオケに入れてお湯を抜き取り一旦、水を切ります。浸種前の大切な工程です。次の消毒が出来上がるまでに手際よく作業を進め浸種を待ちます。
催芽機
浸種は催芽機を利用。重要なのが水の温度。この水温の管理を持って品種特性に見合う浸種時の積算温度へ導きます。この水温からなる積算温度の管理ができていないと種籾のデンプンが糖に分解されにくくなり発芽不良を起こす原因となるのです。

外温、水温が低温となる3月中旬の育苗開始頃が特に気をつかいます。それとは逆に5月の育苗は水温が上がりすぎて予定より早く発芽になってしまうこともあったりと水温に振り回される日々を過ごす訳です。