吾一ブログ

Goichi Blog

松阪大学 フットボール部
2025.01.31
園主紹介

大学時代 フットボール部 創部 no.5

浪人後、松阪大学に進学。残念なが大学には、アメリカンフットボール部がなく大学1年時は、探し当てた県内のクラブチームに入部することになります。けれども週1回の練習。体力がありあまってしまうのです。

そこで、2年生の時に体育の授業で知り合った友達とアメフト同好会を発足。そして、3年次に体育会に認めてもらって部に昇格。部室や運営費も学校から得られて晴れて創部。しかしながら、この松阪大学、学部一つの単科大学生徒人数1000人ほどの小規模大学。勧誘活動をするのですが部員が集まらないのです。

最低20名いないと試合ができません。困りました。
アメリカンフットボール部
大学1年の頃からお世話になっていたクラブチーム。日曜日は、このチームで練習。平日は、大学のチームで日常の練習と練習環境は複雑なものがありましたが、ここは辛抱。モチベーションを上げて引き続き勧誘活動と部の運営、そして、練習の指導をしていた日々を過ごすわけです。
タッチフットボール試合結果

大学3年の秋だったかアメリカンフットボールの月刊誌タッチダウンに紹介されていた競技、タッチ・フットボールと出会います。タックル排除。6人制のアメフトの簡素版の競技。リーグ戦も開催されているとのこと。早速協会に加盟し、来春開催されるリーグ戦を目標に活動をすることになるのです。

意欲向上の為の苦渋の決断。でも、この決断は僕達にとってよき方向へと導かれるのです。4年時、4月に行われたリーグ戦。順当に勝ち上がって、代表決定戦に上りつめるのです。残念ながら、聖和大学に敗れはしたものの準優勝。部員のみんなが自信を深め一回り大きくなれた春のリーグ戦になりました。
タッチフットボール部

4年時、1年の新入部員を4名獲得。11名での活動になります。4年生は、就職活動と併用で練習。僕も実家の滋賀と大学を就職活動の為に往復して練習に参加したりとチームが盛り上がって来た時に、就職活動が入ってアップアップの4年時。そこを踏ん張り秋のリーグ戦に向けて練習です。

写真は、この年の8月。2泊3日の長浜ドーム合宿。

死ぬほど燃えたこの1年。合宿時、肉体的にも精神的にもこれ以上ない所まで来たと自覚。秋のリーグ戦は優勝を掲げました。横浜スタジアムで行われる全国大会出場を視野に入れていたからです。みんな心の中で絶対に横スタに行くって決めていた。合宿後も練習を積み9月開催の1次リーグ戦に挑みます。
タッチフットボール試合結果

結果は気合の空回り。2次リーグ戦4位と敗退。(10月2日)涙を呑みました。

今から冷静に秋のリーグ戦を考察するとキャプテンである僕が両チームガップリ四つの試合展開の中で、冷静に状況を判断できなく頭の中が沸騰してしまって相手をねじ伏せに行くプレーを示したからです。それが敗因。聖和戦も関学戦も。

気合だけで勝てないです。いかに冷静に状況判断しプレーのチョイスをするのかが出来ていなかったのです。試合に負けたのではなく、自分の高揚した感情に負けたのです。逆境時での僕の気持ちの鍛錬が出来てなかったから負けたのです。

満を持していただけに帰宅後、外にも出たくない心境でした。3日ほど閉じこもって何故か映画ゴットファーザーを何度も見ていた記憶が残っています。負けたことで4年間のクラブ活動に終止符を打ちます。アメリカンフットボールの試合は出来ませんでしたが、タッチフットボールに形を変えて仲間と共に過ごしたこのチームでの出来事は生涯を通じての僕の財産です。
スパイク
卒業の時だったか、スパイクにみんなの名前を書いてもらった。今でも僕の部屋には、このスパイクが飾られています。僕の大学時代の生き様そのもの。そして、魂なのです。
アメリカンフットボール

後輩達に部室を明け渡す時に、次期キャプテンの虎ちゃんに写してもらった1枚。

最後の負けだけが心残りでしたが、充実感は200%。これ以上のものはなかったです。出来上がったチームに入部していたらどうだったでしょうか。フットボールがこれほど好きになれたかどうかは分かりません。仲間3人からスタートした同好会。そこで、人を育てること、上に立つこと、チームを作りあげること。その為にはの自問自答の毎日でした。でも、これが面白かった。そこには、仲間の助けももちろんありますが、チームを運営をすることがこんなに楽しいものだとは思わなかった。

何もないところから一つのものを作り上げる喜び。創業者精神を学んだ大学時代でした。

●追伸
わがままかって気ままな僕を本当によく理解してくれた「うっしー」。最後までチームを一緒に作り上げてくれた思いがある。前川にしても、岩本にしても同じ。愛を持ってのイジリ。笑いの間、そして、絶妙なツッ込みは彼から勉強させてもらった。最高の友人。
夏合宿

no.21 前川 常にガッツあふれるプレーヤー。気持ちがみなぎってた。
no.4     岩本 身体能力の高さは見て惚れ惚れさせられっぱなしでした。
no.5     吾一 正確なブロッキングを持ってして走って勝つ戦術を考案。
no.22   後岡 韋駄天。うっしーがいたからチームは成り立ちました。

そして、一学年下の虎ちゃんに松ちゃん。1年生のみんな。
下の支えがあったからこそ毎日が楽しかった。

また集まりたいな。

みんなで。